今日は、熊本地震から4年。
マンションと呼ばれる建物が建築基準法に従って建てられていれば
いかに丈夫であるかということ。
しかしながら、熊本市内での2度の震度6強の揺れによる
ダメージは大きかったということ。
そして、補修していく為には管理組合として
いち早く業務が行えるか否かにより
その後の復旧工事に大きく影響するのです。
すなわち少しでも早く、
今までの暮らしをする生活の場所を取り戻すためのポインとが
管理組合力であるということ。
それでは、どのような被害があり、
熊本の管理組合の方々が、どのように復旧の道を歩んだのかを
4年経った今でも
まったく知らない管理組合が多いのが現状です。
震災時とその後を、ありのまま知ることで、
対策や備えるものが何かが見えてくるはず。
その為には…やっぱり日頃の「理事会」が
最低限の活動をしておくことが必要です。
理事会が動かなければ始まらない。
「理事会すらまともに開催できないし、役員輪番。やる気ないしさー…」
そうだよねー。でもね、
100点満点完璧な理事会でなくていいんじゃないかな?
先ずは、
役員になったら真摯に受け止め理事会に参加をする。
そして、自分たちの「資産」であるマンションを少しでも価値を高め
穏やかに過ごす場所にするにはどうしたらよいかを話し合う。
とことん話し合う。
せっかく考える事が出来る役員になったんですもの。
「お金」の事、「修繕・補修」の事も
「災害」のことも考えながら進めていける話ですものね。
「災害対策」も理事会の業務の一つなんです。
そして「ウイルス感染」も「災害」の一つである事が加わりました。
災害は複合でも起こりうるということも忘れないでね。