理事会を開催する?しない?事例をご紹介

コロナウイルスの感染に関する対策は、話し合ってますか?

3密ダメと言われてるし、コロナの感染が怖いから…

理事会の定例会をどうするか。考え方は色々でしょう。

新理事会が発足したばかりでなければ、継続議案は急ぐものでなければ

今、話し合わなくてももちろん大丈夫。

緊急のものがあっても、今まで顔を合わせて話し合ってきた理事会。

連絡文をLINEなどを使って共有することで、意見交換もできますよね。

しかし、オール新メンバーだったら・・・

状況は確実に違います。いくら、同じマンションに暮らしていても

いきなりの緊急事態の決断はできないですよね。

今回の「災害」コロナウイルスはまさにそれに値するものではないでしょうか。

先日ご紹介したとある理事会さんの今月の理事会をご紹介します。

防災に関しては、諮問委員会として防災委員がある管理組合。

防災委員は継続委員なので、毎年一からの活動ではありません。

輪番制の理事会にとっては、大変心強いサポーターです。

5月が総会であること、コロナウイルス対応について刻一刻と変わることから

普段は個室で開催しているのですが、ソーシャルディスタンスを保って、

通気性の良いエントランスで開催することを決定したそうです。

防災委員長はここで、「コロナウイルス対応報告、マンション内で今後発生した

場合今後の理事会の対応をどうするかを考えて欲しいとのお願い」をされた

そうです。

総会前は、最終審議、確認と理事会の皆さんは、いっぱいいっぱい。

こんな時に、管理組合の中で防災の事を専門で考え、即行動してくれる

諮問委員会の存在は、ほんと有難い!!

反対に、理事会は理事会。自治会が防災に取り組むんだー!

と言ってたマンションさんでは、こんな残念な話があります。

自治会=防災、 理事会は無関心っていう管理組合です。

自治会は、管理組合(区分所有者)でない方も参加しております。

管理規約のことを理解した上で自治会的、対応をして下されば

有難いのですが・・・

「管理規約」をわかったうえでしたら、

消毒をどうするか?

管理会社さんとの連携をどうするか? 等々

これは、自治会で決めれるものでも、対応できるものでもないことに

気付いてもらえるはず。

それでも、何らかの発信をしてくれれば、

もしもの時の、混乱を防げますが

「一切何も掲示もしないでほしい=騒ぎたてる、不安を煽る、村八分を作る」

という感情論だけで、危機管理対策をしない。残念ですよね。

「不安を煽らない、村八分しない為に何かしておきましょう!」のために

先手を打ちたいところなのに。

理事会として、もしもの時にどう対応するかも決めない。決めれない。

災害時は、マンション内の、様々な活動をしている方々が理事会を中心

それぞれの、組織を活かしてこそ、災害に対応が出来、

少しでも早い、マンション内でに生活復旧に繋がるんですよね。

どちらが、正しい!!ではなく、

自身が「最悪の事態」に、ご自身のマンションで、どんな問題が起こるか。

区分所有者の皆様は、区分所有者としての目線でも

一度考えてみる機会をコロナウイルスが与えてくれてるのかもしれませんね。