お久しぶりの投稿です。
Wooマンボープロジェクトは、分譲マンションの管理組合様と地域を繋ぐ防災・備災を目指してコロナ渦の中、粛々と活動しています。
【トイレとゴミを考える】
「集まって住む」という生活の基本を考えることであり、災害時においても重要なこと。マンボープロジェクトが大切にしているテーマの一つです。
「集まって住む」というと、マンションのような集合住宅のことでしょと考えてしまいますが、それは戸建てでも同じですよね。パイプラインというものを共有して街はつながっているのですから。マンションも含めてすべて大きな集合住宅。
そんな、考えのもと【日常生活からトイレとゴミを考えることで災害に備える】と、いうテーマで管理組合のサポートはもちろん、地域の防災活動に取り組んでいます。
近年のたび重なる災害から、防災への意識も随分と変化してきました。コロナ渦の中、「災害」というものと向き合う学生さんが増えていることが、とても嬉しい。
その学生さんの学びの場として、静岡新聞 SBSが取り組む「TeamBuddy」さんが企画した高校生が体験して学ぶ『避難所体験』に、「トイレ」の担当でお話させていただく場を頂戴致しました。
『避難所』 今までのイメージでは、『公共施設や学校の指定避難所』でみんながそこに避難する場所だったと思いますが、そうではないの。『避難所』は災害時に自分たちが過ごす場所と考えてみてね。自宅だったり、知人宅だったり、車の中だったり… 『指定避難場所』といわれるところは、災害時に行き場のない方が一時的に身を寄せて避難生活する場所。そういう人達が遠慮せず身を寄せれるようにすることが大事。だから、避難所は地域のみんなが考えなくてはならないこと。もちろん運営自体もその地域に住む皆さんで行うんです。
そんな話から、【排泄を我慢せず、できる限り衛生的な避難生活を送るために】お話ししました。
そして、どんな角度から、災害の話をしても必ず最終的にこの一言を一番強く伝えています。
建物も住まいも、まち全体が災害に動じない、最小限の被害で済むようにすることが一番の備えよ。トイレのことも命あってのことだからね。
真っ直ぐに現実を見ている学生さんたちと、また、災害のことを一緒に考えて、実践していける日を楽しみにしています。Wooマンボープロジェクトは、年齢なんて関係ないプロジェクトですから。
今回素敵な企画にお誘いくださいました 静岡新聞、SBS放送 様 お力添え下しました TOTO株式会社 静岡営業所 様 静岡市駿河区地域総務課 様 ありがとうございました。