災害の備えは、生活も管理組合の運営も日常の中に

川崎市高津区 減災ワークショップ
溝の口 減災ガールズと一緒にトイレの話
2021.2.23

「あの…溝の口減災ガールズってどんな方々?」

ですよね。溝の口減災ガールズさんについての詳細は、マンボープロジェクトHPバナーリンクでご紹介していますので、そちらをご覧くださいませ。

川崎市高津区溝の口近隣のマンション在住の女性たちで立ち上げて活動している皆さん。とりわけ何か大きなことをしているわけではないのです。自治会も管理組合も関係ないところで、同じ「マンションに住むもの同士」あるあるネタや日常生活の一部からできるこ事を、ワークショップを通してコミュニティと災害の備えを広めてらっしゃいます。メンバーも無理なくその日に都合がつく方が参加して役割シェアもできていて少し気楽なところが魅了!

そんなガールズを支えて運営をサポートしている方々もまた、マンションに住んでる方が関わって下さっているので支え方もよーくわかってらっしゃる( #減災ラボ #ノクチ基地 マンボーHPバーナリングからのぞいてみてくださいませ)

「日常でやっていること」が、いざとなった時にそのまま役立つ

これがテーマ。うんうん、マンボープロジェクトも同じ考え!

☑常備品をつかってつくる料理
☑被災時のトイレ
☑減災収納
☑my減災マップ

溝の口減災ガールズさんは、こんな話題でマンションだけでなく、地域の方や、時には県外にも出向いて輪を広げています。この日は、マップと食とトイレ。

分譲マンションも多く、エリアによっては浸水や土砂災害などの災害リスクが予想される高津区。川崎市高津区市民協働型推進事として溝の口減災ガールズさんの企画・監修で「減災ワークショップガイドBook」が製作されました。マンションだけでなく地域の皆様にも、それぞれの地域で災害対策の一歩になるコミュニティ作りやワークショップ開催のきっかけのお役に立てばとの願いをこめて作られたそのだそうです。

今回、zoomで「トイレコーナー」にゲスト出演のお話を頂戴し即答!ちょうど別件で近隣に出向く予定がありましたので、現場での参加をお願いし皆さんとリアルな対話が実現しました。

「1週間 家族で携帯トイレ体験」が主なトークでしたが、溝の口減災ガールズさんとセッションすることで新たな発見がお互いにあったり、zoomに参加してくださった方から「備える」「試してみる」「なるほど」そんな嬉しいお声も頂きました。

現場(分譲マンションに住んでる人、管理組合に携わったことのある方)から発足したことが、とても現実的で取組やすいのが魅力的です。

こんな、きっかけで多くの方と話したりしておくと、例え輪番制の管理組合理事会も、顔見知りができていて、ちょっと重い理事会の課題や議案の話し合いがしやすくなるのではないでしょうか?また、近隣マンションとの繋がりもでき、日常課題の解決ヒントをもらえたり、いざという時、同じ分譲マンションの管理組合同士助けあえる。なんだかお得。

管理組合からきっかけを作るのも良し、溝の口減災ガールズさんのようなきっかけから始まっていくのも良し。集まって運営を共にする管理組合としては、全ての決め事に「合意形成」が必要になるので、緩くても日頃からのちょっとした繋がりが欠かせないですよね。

自身のマンションにあった方法で始めてみませんか?

共通ポイントは次の二つ。

管理組合の日頃の運営の中に、災害の事も含めて考えて運営してみる。

分譲マンションに住んでいる皆さんにも、日常生活がそのまま災害時に生かせる暮らし方をしてみませんか?と巻き込んじゃう。