新型コロナウイルスは人が運んで人に感染するもの
感染していても、本人は気づかないで暮らせるという厄介さ
同じ建物に共用して暮らすものにとって、これほど悩ましいものは無いですよね。
「コレ!」という正解が無いなかで、それぞれの管理組合が、それぞれの現状と向き合いながら様々な考えのもと取り組まれていることと思います。
「共有財産の管理をする団体」として、管理組合ができること
- 共用設備の工事・検査の実施の優先順位の確認をして、どう予定を組んでいくかを考える。<消防設備の不具合・故障、電気系の設備、タイル隔離など、緊急事態が発生すると命の危険にかかわること、ライフラインが使えなくなるなど>
- 管理会社というパートナーがいる場合は、パートナーとして緊急時にどこまで委託業務としてできるのかを、管理会社と相談しておくこと。
- 管理会社、管理人さんが業務出来ない緊急事態時に管理組合・居住者同士でできることは、何だろうか?
この3点は管理組合の理事会で、少なくとも事前に話し合い考えておく必要がありますよね。
あとは…
マンション内の感染拡大を防ぐ為に管理組合としてできることをあげてみました。
- 既に誰もが感染しているかも知れないということ。だから、「感染者探し」ではなく感染拡大を防ぐために、各自で気を付けることをお願いする。(手洗い・三密を避ける・不要不急の外出をしない)
- 問い合わせ先(保健所等、地域の問合せ先)を確認し掲示しておく。
- 自身、同居者が感染していると診断をうけたら、行政、医師の指示に従って欲しいと呼びかける。
そして、「各自ご自愛くださいね。」とお伝えする。
「正解」かどうかはわかりませんが、どの管理組合にも共通してできることなんじゃないかしら。